たみ子さんの部屋

西小岩幼稚園の園長、たみこさんが日々の徒然や、思い出や、愚痴をそっと語ります。

〜 相談したくない相談所 〜

2017年 4月

子どもといっしょにすごしていると、本当にいろんなことがあります。
お家の方と子どもをまんなかにし、その体温や鼓動が伝わり合う、そこで子どもが変わる。
お家の方と私たち保育者がにぎり合う手にぎゅっと力を込めるときです。

どれだけうれし涙を流したことでしょう。
お家の方とも、職員どうしも…。

でも…、どうしたらいいんだろうと、私たちの力量をこえるような悩みにぶち当たることもあります。

話し合い、考え合い、学び合い、子どもを見る。
また話し合い、考え合い、学び合い、子どもを見る。
私たちのできることはなんでもしよう、子どものためだもの。
できることはとことんやってみよう。

子どもが帰りたくないと言えば、職員の家で夜まで預かろう。
お母さんがしんどくてお弁当を作ってくれないときは、作ろう。
朝、幼稚園に出せないのなら、迎えに行こう。
送っても行こう。
とにかく、幼稚園に来ていたらいいよ。
毎日、来ていたらいいよ。と。

お母さんが子育てにつまづいて、子どものことで悩んだら、何時間だって話を聞くよ。
なんでも相談に乗るよ。
だってその子が楽しいと思える今日と明日のためなら、なんだってするよ!

それは西小岩幼稚園のみんなの思い。
そこに一点のくもりもないよ…と。

でも、「あぁもう、どうしたらいいんだろう!?
相談に乗ってもらいたいときだって、そりゃあ、あります。

以前、やはり心配な子がいて、毎日の様に迎えに行ったり様子をみに行ったりしていました。
そこでその子のお兄ちゃんのことを心配して来た小学校の先生とハチ合わせ!
びっくりでしたが、うれしかった! すごく嬉しかった!

同じ思いで子どものことを気にかける人が、ここにいた!
その先生と連絡を取り合うことで、どんなに支えられたか…。

そしてもうひとつ。公的なところへの相談。
その方は、私たちの心配をしっかりきいてくださって、すぐに様子を見に行ってくださいました。
その方と連絡を取り合うことで、本当に支えられました。
職員室の中で困ったことがあると、
大串先生(もうず〜っと前に亡くなった事務長)にきいてみよう」と、
もうひとつ「◯◯さんに相談しよう!」がずいぶんはやりました。

でも、次の相談をその◯◯さんに指名で電話したら、
僕の係りではないので…」とスルー。
係りが違うと、こうなのね。前のあの通い合いはなんだったの!
断ち切られる悲しさ。

そして、もうひとつ、別の相談機関のこと。
どうにも悩み果てて電話したところ、私たちの話に関しては「バチバチ」と音を立てるように切りながら話す。
なんだか相談しているのか、指示をされているのか、はたまた怒られているのか、わからなくなった。

担任「もう!そういうことを言っているんではありません!!
 ハァ〜? もういいです!!
」(ガチャン)
主任「すぐ怒ってはダメよ。今度は私が話すからね。
(と静かにさとす)」

主任「じゃあ、どうするんですか!? 
子どもになにかあったらどうするんですか!? 
もういいです!!
」(ガチャン)

次は…私か…?
・・・・・
(書きたくもないイヤな言い方、イヤな感じ、返事するのもいやだ」
…ハイハイ」電話を切りました。
聞いていた藤田さんが、青ざめる私に
たみこさんよくがまんしたね…」と言ってくれる。

(でもちょっと笑っていたのを私は見た)

3年間心から接して、その子のために考えられるすべてを心を込めてやってきたつもりの私たちに対して、
ど・う・し・て・や・ら・な・い・の・で・す・か?
と一言ずつ区切って言い(やがった)。その人の物の言い方、一生忘れない。

やってましたよ。なんでも!
その子のためだもの。

ただ、その子を思えばこそ、微妙なことについては、ためらうことだってありましたよ。
そんなことを昨日今日話を聞いたあんたに言われたくない!
血のにじむような毎日に思いをいたすこともできない人に言われたくない!
私たちは私たちで、もっと強くなろうと誓い合い、支え合うことしかないんだと思い知らされた人でした。

相談したくない相談所にはもう、相談しないことを確認するしかないです。

ただ、そこにいる人たちの中には、たくさんのあたたかな人がいて、日々、子どものために奮闘しているのは、もちろん知っています。そういう人に何人も会いましたから。

だから、あきらめてはいけないのですよね。(と、静かに自分に言い聞かせる私)
私たちには同じ思いの仲間がいるから!!


そうそう、先日我が西小岩幼稚園幼稚園が、「東京都、幼稚園保育園ランキング」で栄えある1位をいただいたんですよ!
私はネットできないので、教えてもらって見たのですが、これは口コミっていうんですか?
6件の口コミがよせられていて、ホント涙が出るほどうれしいおたより(じゃないか?口コミ?よくわからん)6通のことば。ほんの一瞬1位になったということなのかもしれないけど、やっぱり嬉しかった。
職員と静かに深く喜び合いました(涙)

だからってイジワルして変なクチコミなんてやめてよ…たのむよ