たみ子さんの部屋

西小岩幼稚園の園長、たみこさんが日々の徒然や、思い出や、愚痴をそっと語ります。

〜 年賀状 〜

2021年 1月

また緊急事態宣言が出た。

このあいだまで「Go To Go To」言って、旅に出よ食べに行け!と言っていた国なのに…。子ども達を守りたい! 生命を守りたい!

今年も年賀状をいただき、「ワオ…こんなに大きくなったんだ!?」「アラ、元気そう!」と読みながらニヤニヤしてしまう(結局、私も歳とったもんだわとしみじみと思う時)

その中で、あの2011.3.11の(あの地震、津波の)原発事故で、葛西のホテルに避難してきたKから年賀状も…。
もう高校生だって。びっくりするほど成長した写真!!(10年近く前だものね)

あの時、狭いホテルの部屋でのびのびと遊ぶこともできないでいた何人もの子ども達。地域の保健センターの職員の方だと思うけど、「幼稚園で遊ぶことはできませんか?」との話がありました。

夏のプールにぜひおいでください」と、あの時なにかできないかと探していた他私たちは喜びました。
何組かの親子が、嬉しそうにやってきました。

今でも年賀状をくれるお母さんは、へやでは小さな子ども用の椅子に座って、キャアキャアとプールで遊ぶ子どもたちをみて、静かに、静かに、泣いていました。

送り迎えするから幼稚園にきて!という話になり、プール遊びに来ていたもうひとりの女の子と二人、幼稚園に通うようになりました。
お弁当をつくることもできないホテル住まい。職員で順番に作りました。
その子は発表会まではいないで、引っ越し先が決まって、行ってしまったのですが、発表会の練習をすごく熱心にやってくれて、「お願い!発表会出てから引っ越して!」と言ったりして。

何年か前、一家で幼稚園に会いに来てくれたこともありました。
お母さんと抱き合って泣きました。

イヤァ〜、大きくなるもんです。

 

そして今回のコロナ…。参りましたね。

でも学んだこともたくさんあります。

保育を変えることも、みんなでいっぱい考えあい、話し合いました。
子ども達のためにより良い方向へと、この園での保育を変えることも見えてきました。

今年の子たちはかわいそう、なんて言わせない! 

職員全員で子ども達みんなをちからいっぱい(心で)抱きしめながらこれからもやって行く!

年賀状を見ながら、また強く、強く思ったのです。